★★★★★「とても心が籠った対応で、費用も高額でなかったこともあり、優しい気持ちで祖母を見送ることが出来、良かったと思います。」
お葬式の概要
時期 | 2010年 |
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場所 | 東京都 小金井市 |
種類 | 一般葬 |
通夜 | 60人 |
葬儀・告別式 | 50人 |
葬儀社 | セレモア |
ホール名、斎場名 | - |
積み立ての有無 | なし |
葬儀社に支払った費用の合計 (積み立てしていた料金を含む) |
98万円 |
セレモアを選んだ理由
葬儀社を選んだ理由は、祖母が病院で亡くなり、病院から葬儀社のパンフレットを3社貰いました。
身内が亡くなったのが初めてだったので、父(長男)がどう対応していいか分からず、自分の姉弟たちから、貰ったパンフレットの葬儀社へとりあえず電話してみようと言われ、掛けてみました。
24時間対応とパンフレットに記載はありましたが、結局、電話に出てくれたので、セレモアでした。
セレモアの流れ
連絡してから男性2人が病院へ来てくれました。
その際には泣きながらお悔やみのお言葉を述べてくれたことがとても印象に残っています。
自宅での葬儀に決まり、家族だけで話を進めていたところ、棺を入れるのを近所の方に見られたこともあり、結局、近所の方にも来ていただくように変更し、部屋を大体的に片付けることになりました。
階段のみの3階建てのマンションで、リビングに人が入れるようにとリビングにあったダイニングテーブルやテレビなどもすべて他の部屋へ移動してくれました。
また、私(孫)にとって、祖母は幼いころに離婚した母親代わりでもあり、悲しみにうちひしがれている私を気遣って準備をしてくれましたが、やはり、準備の邪魔になってしまうとのことで、一時的に親戚の家へ移動させられました。
通夜・告別式も予想以上の人が来てくださり、受付を頼んだ親戚の人では対応できなかったところもフォローしてくれました。
また、翌日の告別式で霊柩車に付き添う人を決める際にも、私の名前で「有紀ちゃんが乗ることになりました」と優しく仰ってくれました。
お寺から来てくださった住職に対してもどうしていいか分からないこともすべて教えてくださり、常に遺族側に寄り添ってくれました。
火葬に行っている間に部屋の方も片付けてくださり、すぐに初七日法要を出来るようにしてくださりました。
また、葬儀代金も気持ちが落ち着いてからで大丈夫ですと仰ってくださり、来てくださった際にも体調などを気遣ってくださいました。
セレモアの評判、口コミ
今回は電話に出てくれたのが1社のみで、他のところを見積もりを比較することは出来ませんでしたが、とても心が籠った対応で、費用も高額でなかったこともあり、優しい気持ちで祖母を見送ることが出来、良かったと思います。
ただ、もし、この会社が高額な費用を請求したり、スタッフの態度が悪かった場合、1社しか連絡を取れなかったことを悔やむ結果になったかと思うと怖いと感じました。
余命を宣告されていたこともありましたが、やはり、葬儀などは考えたくありませんでしたので、亡くなってからの対応となりましたが、ある程度の基本的な情報は身内で共有しておいた方がよいのかなと考えました。
当時のスタッフがよかっただけで、もし、時間が経った今、同じ葬儀社へ連絡した場合、同様な対応をしてくれるかも不明です。
経験しなければ分からないことだらけの葬儀で、悲しみに沈んでいる中で、つけこむ業者もいることを伺いました。
そういうことも前もって調べておかなければ、いざ、自分たちが付け込まれてしまう可能性も皆無とは言い切れません。
死とは遠くて近い存在であるということ頭の片隅に入れておかなければならないし、自分や親、配偶者がどのような葬儀を望んでいるのかも把握しておかなければと思いました。
祖母は家族だけでひっそりとを望んでいました。近所の方や遠い親戚まで来てくれましたが、自分がどのような葬儀を望むか、最後のお別れをしたい人も伝えておこうと思いました。
葬儀は昔とは変わってきていると思います。本当にこじんまりとした式を望むような自分にとっては、本当に小さな葬儀をしてもらえるのかという疑問を持ちました。また、病院から紹介されている以上は、最初の電話にも出てほしいと思いました。
でも、病院側からすれば、パンフレットを渡すだけなので、それほど、相手の葬儀社との信頼感はないのかもしれません。
葬儀社も生き残りを掛けていると思いますが、基本的な部分での提携は必要かと思いました。
葬儀社(互助会)に積み立てをするのとしないのと、どちらが良いと思うか
- 葬儀社(互助会)に積み立てをしない
理由
- 葬儀社(互助会)に積み立てをしなくても、積み立てをして割引された後より安い葬儀社があるから。
これから葬儀をあげる人へのアドバイス
見積もりがやはり必要だと思います。
また、残された家族が葬儀社に意見を言えることも大切だと思います。
経験したことがあれば、追加料金などの発生が生じた場合におかしいと気づくことが出来ると思いますが、初めての場合は、何がどうなのか分からないので、相手の言いなりになる可能性が高く、またそこを付け込まれてしまうような気がします。
亡くなった方の最後のお別れだからと家族にとっては悔いのないようにお別れをしたいと考えますが、本当に必要なことが何かを残された人たちと考えて、それを葬儀社へ伝えられる強さも必要だと思います。
また、やはり、情報を持っているか持っていないかで差が広がってくると思います。
今はネットで検索すれば、いろいろな情報を仕入れることが出来ますが、情報が多すぎて、大切なことを見落としがちなので、ある程度の情報は自分で持っているに越したことはありません。